Ate!はOK?日本語と英語の違い(省略の自由さ)

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たまには、英語学習についての記事を書こうと思う。

何がいいかなと思ったけど、日本語と英語で何が違うのか?というテーマで一つ書いてみたい。

大きな違いは、省略をどれだけ許すかと言うことだと個人的には思う。

 

もちろん、なるべく言うことを少なくしたいから(言葉の経済性の原則)、どちらの言葉でも省略というのはできる。

例えば、英語でenjoyは実は他動詞で、必ず後ろに目的語が来るのが原則だ。

だから、I enjoyed dinnerや、I enjoyed myselfと言う。(I enjoyedはだめ、と覚えておかないといけない)

が、たとえば海外のマクドナルドで注文して、会計し終わったら、定員さんはEnjoy!と言う。

命令文で、楽しんでね!と言う時は、原則から外れて、enjoyの後ろに目的語を取らない、つまり省略が起こってもOKというわけだ。

 

でも、基本的に英語は、省略はあまり許さない。

例えば、もう食べたよ、という時に、I ate itの代わりに”ate!”とは言えない。

文法的にアウトの文となってしまう。(非文, ungrammatical)

あるいは、例えばお父さんは何か(傘など)を持っていったよ、という時に、”Dad took with him.”とは言えない。

takeは他動詞なので、目的語を省略することはできないのだ。

さらに言うと、”Took an umbrella with him.”も言えない。

主語を省略しても意味が通じるのは、文脈が限られる。(くだけた会話調=colloquialであり、主語が私などの一人称の時だと思う)

もっと言うと、もしあなたがそれを食べないなら、私がそれを食べるよ、なんていう時に、

“If do not eat it, will eat it.”なんて英語では絶対言えない。誰が何を食べるのか、はっきりしないからだ。

 

でも、日本語は違う。

日本語は省略をかなりゆるす言語だと言われている。

実際、上の例は全て、日本語では省略OKだ。

「食べたよ」

「お父さんは持っていったよ」

「傘を持っていったよ」

「それ食べないなら、食べるよ」

文脈にもよるが、全部自然だと思う。

 

だから、日本語話者が英語を本当に一から学ぶ時は、この省略の自由度の違いには気をつけないといけない。

言葉は、1:1で対応しているわけではない。

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